数年ぶりに登山をしたのですがスニーカーで9時間も山道を歩いてしまい、
足が信じられないくらい痛くなったので、登山靴を買うことにしました。笑
登山を楽しむなら登山用の装備は必要だと身をもって学んだからです。笑
前回の登山の様子はこちら
はじめての登山靴
9時間登山の次の日に登山靴が欲しくて、次の日にまた登山に行きたかったのでインターネットは使わず、近くの店舗へ買いに行きました。
とりあえず登山がいつまで続くかもわからないので、安い靴でいいかなと思っていたのですが、いざ登山靴を見てみるとやっぱり高くても見た目の好きのものがいいなーとミーハー心が疼いてしまいました。
形から入るタイプであります!笑
「これだ!」と思う物を購入。靴紐はもう通してあったので、そのまま次の日の朝、登山口へ持っていき早速履いてみました。
ハイカットの物にしたので、ガッチリホールド感があり、靴底もしっかりした硬さがあるので安心感がありました。
靴紐は途中からフックに掛けて最後に結ぶタイプでした。
なんとなくフックに掛けてあとはスニーカーのように紐を結んでいざ出発!!
登山靴になれる
登山靴になれることをまず優先しようと、今回は子供が小さい頃に何度か登ったことのある大山という山をチョイスしました。
知ってる山だと道に迷うかもなどの不安がないため。
荷物も準備して駐車場から登山口まで進みます。ほんの50メートルほどの距離を歩いただけでしたが靴紐が解けたんです!
思わず「なんだこの靴ー!!」と呟いていました。笑
もともと締め付けが苦手でスニーカーの紐もゆるゆるにしている私ですが、登山靴でゆるゆるはダメでした。紐通しの穴は途中までで後半フックだからです。
ゆるいとフックから外れてしまう。うかつでした。笑
靴のせいではないですね。履き方に問題があった。笑
これも勉強です。笑
なので気を取り直して、しっかりフックに掛けて、いつもよりきつめに紐を結びました。
再び歩き始めて少しの間は、また靴紐が解けるかも?と意識していましたが、なんてことはない。
しっかり結べば問題なしです。
最初がどんだけゆるかったんだって話ですが・・・。笑
登山開始
山頂まではほぼ階段の山。二日前の登山で絶賛筋肉痛の私は登りはまだいいのですが、下りが痛くてスムーズに下りられない。笑
なぜこんな過密スケジュールを組んでしまったのか?笑
思い立ったら行動せずにはいられない性格のせいかと思われます。笑
序盤の長い石段を登っている途中、胸元にかけていたサングラスが風で階段横の下の方へ落ちてしまいました。
「なんてこった!!」心の声
いや今はまだ下りたくない!笑
なぜなら、筋肉痛が過ぎるから!!
サングラスに「帰りに迎えに行くからなー!!」と再会を約束して先へ進みました。笑
胸元にかけてちゃダメですね。
悪い見本です。笑
みなさんは真似をしないように!
そんなこんなで無事山頂に到着!
ゴルフ場のコースメンテナンスの仕事を始めてから体力が大分ついたらしく、もの凄くしんどかった記憶のある山ですが、ものの2時間で登頂してしまったのです。
これでは今から下りたらお昼前に下山してしまう。
お腹も減っていないのでカップラーメンという気分にもなれない。笑
そもそも登山靴に慣れるために来たのに、2時間では今の所なんの痛みもなく靴擦れなども起きていない優秀な登山靴。
症状が現れるとすればもっと長く履き続けた先だろうと、登山初心者のくせに山頂から行ける場所はないかと調べ始める。
また始まりました。私の悪い癖が。笑
YAMAPを使用
前回の登山でYAMAPのアプリはインストールしていたのですが、登る山の地図をダウンロードしていなくて使うことができなかったので、今回は家でちゃんとダウンロードしてきました。
そして登山と同時に、活動開始ボタンをスタートさせていました。
YAMAPの地図と山頂にある地図を合わせてみて、近くもないが歩いて行ける距離に不動尻という川があることがわかったので、登山靴を慣らすべくさらに進むことにしました。
山頂から少し下ったところに分岐があり、そこからさらに下りていく感じでした。
これがまずかった。山頂でのんびり住んでる街を眺めていれば良かったものを。
ほぼ下山
山頂まででは物足りず、目指した場所は川だけあって山からほぼ下山でした。
筋肉痛はきつかったのですが、登山靴のポテンシャルを知りたかった。
スニーカーでは踵に豆ができ、下山で小指が痛くなり、足の裏全体が痛くなりました。
昨日買った登山靴は今の所全く痛くない。
本当に頼もしいです。
山頂は人が多くいましたが分岐からはほとんど人がいなく、たまにすれ違う人がいる。という感じです。やっぱり人がいないのは楽しい。
かなり下ってきたあたりで、帰るにはまた登って分岐から駐車場の方へ下山しないといけないんだよな。汗
まーなんとかなるだろうと考えてしまう、楽観主義をどうにかしたい。
と色々考えながら山道を歩いていました。
人気のない森の中。突然何かの気配を感じたのです。
小さくない。そこそこ大きい何かがいるような。ハードに動いているわけじゃないのに自分の心臓の音が聞こえてきたのは初めてです。
しばらく動けなかったのですが、様子を伺っても何もいなさそうだったので、ただの気のせいだろうと慎重にゆっくり歩き始めました。
いや、焦ったー!
しばらくひとりで心細かったのですが、前から人が歩いてきてホッとしたのを覚えています。笑
やっぱり熊よけの鈴は買うべきだなと思いました。笑
不動尻に到着
流石に歩き疲れたので、ベンチで少し休むことにしました。
川の流れる音を聞いてのんびりできるこの時間が好きです。が
ここに来るまでかなりの斜面を下りてきました。帰るにはまた急斜面を登るしかない。泣
ここも登山口のようで数人ですが登り始める人を見ました。
もう一回登山するみたいになってるなー。と2日前の登山のダメージを引きずりながら重い腰をあげました。笑
この時点で丁度お昼くらいです。
まだそんなにお腹も空いてないので、上まで登ったら今日も持ってきたカップラーメンを食べようと決めました。
もう一度山頂を目指す
再び登り始めて、この登山靴はグリップが効いてて本当に滑らないな。と感心してしまいました。
やっぱり登山には登山用ですね。本当に買って良かったと思いました。
登り始めてしばらくすると突然お腹が空くんですよね。
なんでですかね?
山頂までは、まだまだあるんですが次の休憩ポイントは割と近い。
そこで食べてしまうことにしました。
またアルコールストーブでお湯を沸かしてカップラーメン!笑
それとおにぎり!十分満足のペアです。笑
そしてコーヒーを淹れる。最高の時間ですね。
食べ終わり片付けをして、もちろんゴミを持ち帰ります。
再び登山開始!
お腹いっぱいの苦しさと登りの苦しさのダブルパンチやー!!
とひとりで格闘していました。笑
ご飯は山頂で食べることをお勧めします。笑
そしてまたなんとか、分岐まで登り返すことに成功!
山頂へは行かず下山を開始しました。笑
流石に疲れたようです。笑
7時間歩いた登山靴
駐車場への本来の下山ルートを歩き出した頃には7時間を経過していました。
踵の豆は気配も感じられず、本当にこの靴はすごいなと感心しました。
下りでも滑ることはほぼありません。
しばらく下りの階段を下りていると流石に小指が少し痛くなってきましたが、それでもスニーカーほどではありません。
さらに下りているとハイカットの部分が当たる足の外側が擦れて痛みが出てきました。
長く歩くとこうなるのかー。という考えと、毎回痛くなってしまうのかな?
それとも靴に慣れてくると痛みは起きなくなるのか?
などと色々と考えながら歩いていると、そういえば登山用の靴下が売っていたと思い出しました。
これは登山用の靴下を買うしかないやつだ!と判明しました。
長く歩いたからこそ気づけたと自分の行動を否定しないタイプです。笑
そして序盤で落としたサングラスを約束通り回収して無事下山しました。笑
今回も色々な気づきのある登山でした。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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