初めてのふるさと納税

memo スタディ
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年末になり、ふるさと納税の期限が近づいてきました。会社の人や友達との会話にもふるさと納税が出てくるので、否が応でも意識してしまいます。やらないと勿体無いのでは!?

でも実際にはどうしたらいいのか?期限はいつまでなのか?

わからない事もいっぱいだし、一歩を踏み出せない。(泣)

私もそうでした。でもマイナンバーカードを持っていれば思っているより簡単なので、一緒にやってみましょう。

シミュレーションをする

まず自分の年収でいくら分をふるさと納税(寄付金控除)できるのか調べなくてはいけません。

楽天の詳細版シミュレーターを貼っておきます。

年収や家族構成、住宅ローン控除の有無などを入力すると計算されます。

【楽天市場】ふるさと納税|マイページ - 詳細版シミュレーター
ふるさと納税で控除される金額の目安を、給与所得をはじめ譲渡所得、不動産所得など複数の収入を含めて計算できるツールです。控除額も医療費控除、住宅ローン控除など含めた詳細金額を計算できます。

かんたんシミュレーターも貼っておきます。こちらに関しては目安の金額になります。

【楽天市場】ふるさと納税|マイページ - かんたんシミュレーター
控除される税金はいくら?寄付限度額はいくら?年収や家族構成によって寄付限度額の目安を計算できるシミュレーターをご用意しました。ふるさと納税における寄付金額を検討する際にお役立てください。

他にもさとふる、ふるさとチョイス、ふるさと本舗などのシミュレーターもありますので使いやすいものを選んで計算してみてください。

そもそもふるさと納税とは

今お住まいの自治体ではなく、応援したい自治体に寄付ができる制度です。寄付することで今住んでいる自治体の住民税の減額(控除)や税務署からの所得税の払い戻し(還付)を受けられます。

あなた自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける仕組みです。

いずれは(翌年)払う税金を、応援したい自治体に寄付すると返礼品をいただけるというのがふるさと納税です。返礼品の分お得というイメージです。上のシミュレーターで計算した控除上限額内であれば実質自己負担額は2,000円のみ。

2,000円かかるの?と気になった方もいるかもしれません。ですが返礼品は自治体や寄付金にもよりますが、2,000円よりお得なものばかりです。自治体を複数に分けても、増える分加算されることはなく実質自己負担額は2,000円のままです。

もし万が一、シミュレーターで計算した控除上限額内をオーバーする金額を寄付してしまった場合、オーバー分は自己負担になってしまいますのでご注意ください。

ふるさと納税を選ぶ

私は楽天市場を使って、キーワード検索のところに『ふるさと納税 日用品』などと入れて返礼品を見ていました。

応援したい自治体がある場合は『ふるさと納税 自治体名』を入れると見ることができます。

ランキングを見ると食べ物がラインナップされています。お肉やカニ、フルーツやお米などなどたくさん出てきます。お好みのものを選んでください。

ちなみに私は、トイレットペーパーとお水、あとゴルフをするのでゴルフボールを選びました。(笑)

ふるさと納税の期限が年末ですのでギリギリで申し込む場合混み合っていて返礼品が届くのに時間がかかる場合があります。この日までに届いてみんなで食べたい!なんて思っている場合は余裕を持って決めましょう。

そして大事なことを忘れていました。ワンストップ特例制度希望にチェックをしてください。ここめちゃくちゃ大事です。

申請する

ここからです。ややこしい所は!

シミュレーターを使って控除上限額がわかり、寄付する自治体(返礼品)を選んだら、やらなければいけないことがあります。

本来ならば確定申告が必要になります。

「うわーーー(汗)」と思った人もいるでしょう。安心してください。

もう少し優しいやり方があります。それが『ワンストップ特例制度』です。

ただし条件があって、ふるさと納税をした自治体が1年以内に5つ以下であること。5つ以下であれば、確定申告なしで控除を受けられる『ワンストップ特例制度』を利用できます。

ですのでそもそも確定申告をする(個人事業主など)方はワンストップ特例制度を使うことはできません。

自治体から届く申請書を持って一緒に確定申告してください。

『ワンストップ特例制度』にも期限があります。ふるさと納税の期限は12月31日です。そしてワンストップ特例制度の期限は寄付した翌年の1月10日までです。年末に滑り込んだ場合10日しかありません。

申請忘れがないようにしましょう。

具体的には、楽天市場を普段から使っている私の場合、選んだ自治体に寄付をしたらメールが届きます。入金確認と、ワンストップ特例制度申請書添付希望の方は返礼品とは別に書類送付されます。という内容です。

期限まで余裕があれば、この書類を待っていてもいいのですが、年末に滑り込んだ場合、混み合っていて発送に遅れがある可能性もあります。メール内に申請書をダウンロードできるURLがあるので、それをクリックするとダウンロードすることもできます。

自治体より発送された、もしくはダウンロードした書類で申請する場合、マイナンバーの個人番号を記入、チェック欄にチェックをして、個人番号確認書類と本人確認書類のコピーを添えて返送してください。1月10日必着です。

ちょっと手間だなー!と思う方は、もっと手軽な方法があります。

オンライン申請する

私はこれが苦手でした。(笑)

でもお正月明け、仕事で時間がないかもしれないということで、一歩踏み出してみることにしたのです!

寄付後に届くメールの中にオンライン申請のURLがあります。

そこをクリックする前に、準備するもの。

  • 寄付受付番号もしくは整理番号の数字をメモする。メール内に書いてあります。
  • マイナンバーカード。(パスワード)
  • 自治体によって違うのですが『IAM』というアプリをインストールする。
  • 自分のメールアドレスもメモしておくと便利です。寄付した自治体名も。

準備できたら上記URLをクリックしてください。

『ふるまど』という総合窓口が開くので、会員登録せずに申請するをクリックしてください。

チェック欄など入力して進めていくと、準備したものがあれば、申請送信をすることができます。申請送信をするとメールが届きます。電子申請送信完了の連絡です。

受付連絡はまた後日あるようですが、申請書の返送はこれで不要になります。

準備するものをちゃんと用意しておくとすんなりできると思います。

私は何度もやり直して、心が折れそうになりました。(笑)

ふるさと納税の注意点

  • 非課税の人は使えない
  • 控除上限額を超えると自己負担
  • 返礼品申込みの名義が違うと控除されない
  • 控除されるのは寄付した翌年
  • 自己負担2,000円はかかる
  • 6自治体以上の申し込みは確定申告が必要
  • 確定申告をする人はワンストップ特例制度を使えない(個人事業主、医療費など)
  • ワンストップ特例制度をした後確定申告をすると無効になる
  • 1月10日の期限が切れたら確定申告が必要

注意点はくれぐれも守るようにしてください。

何かの原因で控除されないとただただ高い買い物をしたことになってしまいます。(汗)

もし申請を忘れてしまっても5年以内なら確定申告はできるそうです。

最後に返礼品以外のメリット。普通に税金を払っていたらもらえない、ポイントをもらえること。

私の場合楽天市場を利用して、カード決済をしているのでポイントがもらえました。

これは意外とうれしい!

ややこしそうで、敬遠している人はいると思いますが一度やってしまうと意外とできるようになります。

私でも出来たんですから、大丈夫です。(笑)

増税の止まらない今だからこそ、働き盛りの納税者の皆さんに使ってほしい制度です。

重い腰を上げて使えるものは使っていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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